Bunkamuraザ・ミュージアム
「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」展覧会紹介動画 YouTube
小尾修 特別映像⑤ YouTube twitter
図録1980円なら買えば良かった。
展示中の作品で唯一撮影可能だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主な出展作家
野田弘志森本草介
青木敏郎
島村信之
五味文彦
生島浩
原雅幸
石黒賢一郎
ホキ美術館 サイト
サイト
島村信之氏講演会
「描きたいものの原点と出会いが生み出すもの」開催レポート
光のなかに佇む女性の肌の繊細な表現や、好奇心いっぱいのまなざしが感じられる精緻な昆虫シリーズの作品など、鑑賞者をその魅力的な世界にひきつけてやまない写実画家 島村信之さん。本展では、大画面の2点を含む6点が展示されていますが、その作品の前でご本人から、これまでの画業を振り返る貴重なお話をいただきました。90分のトークでは、作品を学生時代、公募展、白へのこだわり、作風、娘の記録、風景、裸婦、生物、肖像画、という9つのテーマに分けて話が進められました。
高校の美術教師との出会いから美術の道へ
島村さんは1965年、埼玉県に生まれ、子供の頃から運動部に所属、高校生のときは大学の経済学部か体育大学に進もうと考えていたそうです。しかし、浪人が決まったとき、親しかった高校の美術教師から勧められたのが美術の道に進むきっかけとなりました。お茶の水美術学院に1年間通い、武蔵野美術大学の油絵学科へ入学。その後大学院まで進みます。
大学院修了後、デザイン会社へ就職
卒業後はディスプレイデザイン会社に入社し、主に百貨店の装飾に関わる仕事を担当しました。同年、公募展の白日会にも入りました。写実に特化している団体で、現在ホキ美術館が所蔵している作品の半分くらいの作家が所属していました。「そこで初めて絵描きをやっている先生に出会ったり、力作を見ると頑張らなくてはという緊張感が芽生えました。15年間連続で出品するのですが、画力を上げていくには重要だったと思います。画商さんに声をかけられたり評論家の先生と会う機会があったり、絵描きを目指している人にはいい場なのではないかなと思います」。一方、3年目から神奈川県海老名市にあった商品彩色部に異動。配属先はマネキンのメーキャップや、表面を大理石や木のように見せたりという特殊な塗装の部署で、絵の背景に見られるそうした技術は会社で身に着けたもの。デザイン会社に入ったことが、今は絵描きとしてためになっているといいます。
銀座・柳画廊との出会い
「銀座の柳画廊で3回個展を行い、作品を気に入って「全部買い取る」と言ってくれました。1年間に何枚描けばという収入のめどがつくので、会社を辞める決断につながりました。その後、画廊からグループ展の誘いを受けて出品の場が増えていきました」。
2007年には、前田寛治大賞展という、若手の写実画家の登竜門で大賞を受賞します。
0 件のコメント:
コメントを投稿