2013年4月6日、7日
PDFより抜粋
第二回台日文化交流
一筆字、三好沙弥、台日文化交流の焦点
【人間福報社如昱 ,妙琛、陳俊光、童于庭 東京記者】台湾宗教団体は日本における大きな年間行事として再び「台日文化交流及び東日本大震災復興支援」のイベントを東京都豊島区の一番賑
やかな池袋駅西口公園で盛大に行いました。
去年の四月に初めて開催した日台文化交流は今までにない大盛況した。今年も豊島区役所は東京
佛光山寺、国際佛光会東京協会及び日台文化交流実行委員会に開催を依頼し、六日と七日に第二
回の台日文化交流イベントが行われ、約二万人の人達が参加しました。
被災者への黙祷
開幕式には大勢の貴賓が駆けつけました。台湾側は駐日大使沈斯淳代表ご夫妻をはじめとし、横浜李明宗分所長、南華大学林聡明校長、東京華僑婦人会羅王明珠名誉会長、台湾観
光協会東京事務所江明清所長、国際佛光会世界総会理事曽文宏氏、大和協会会長友成元一
氏、関東協会会長太田愛子氏、東京の各華僑団体代表等の出席がありました。日本側は元
防衛相小池百合子先生、東京都江東区米沢和裕議員、板橋区長瀬達也議員、豊島区議会村
上宇一議長、豊島区高野之夫区長、豊島区福祉協議会中村丈一会長、豊島区観光協会斉木
勝好会長等に出席していただきました。
開幕宣言後、東日本大震災被害者の冥福を祈り参加者全員で黙祷を行いました。沈斯淳代
表は東日本大震災から二年余り過ぎ、就任後何度か東北を訪れ、被災者の人達の復興しよ
うとする意志に感心したこと述べ、更に佛光山及び佛光会の皆様は日本と台湾の交流に貢
献し、良い手本になっていることに感謝の意を表しました。また、佛光山に一層多くの情
報提供をお願いしました。
佛光会 NPO 認定された証
小池氏は東北大震災時に台湾から最大限の支援を頂いた事に大変感謝し、また、このような交流活動を通じて様々な方面において、更なる台日の関係を深めていけると信じている
と述べられました。
NPO 法人国際理事長満潤法師は東北震災復興支援を続けていくために、今年一月に佛光会
は NPO 法人を正式に認可されました。台日の流は末永く続けられるように願っています。
式典が終わってから、高野之夫区長は会場に駆けつけてくれました。盛大な拍手を受けな
がら、高野区長は皆様の期待の熱意で、去年七月に、豊島区は台北文山区と姉妹区となり、
これから互いに交流を深めていきたいと明かしてくれました。
今年のイベント内容は去年同様に大変人気のある台湾民俗の演技と美味しい精進料理のほ
かに、一番注目されたのは星雲大師の一筆字の書法展でした。ほかに、可愛い三好沙弥や
綺麗な花をたくさん飾った甘茶かけの潅仏会場も人気でした。池袋の西口公園さえ入って
くれれば、日本人でも、外国人でも仏法に触れ合うチャンスが得られたのです。
星雲大師の一筆字書法展は沢山の人が足を止め鑑賞しました。中には、ハルビン出身で大
東文化大学の書道学を専攻する伊雄輝氏と山西大同出身の楊懿乾氏がいました。伊氏から
は筆の勢いがとても味ある」とのを頂きました。一方、楊氏は大師の字はとても誠実で、
世俗とは全く違う感じがしたと話してくれました。貿易会社に勤めている永松光代様から
は「流暢で柔らかい字だ」という感想をいただきました。永松さんは、自分は書道家では
ないが、ただ純粋に目の前の作品を見て、作品を通じて星雲大師の心が見えてくるように
感じたそうです。
喜びを家へ持って帰る
カナダ出身のサイモン氏はベジタリアンとしてこんな美味しい精進料理が堪能できるなど
たいへん幸せだと言っていました。ある若い日本人女性は青と白の台湾の国旗を図案した
携帯カバー、ストラップを見せてくれました。それは彼女が台湾をとても素晴らしいと思
っているからです。それで今回の台日交流に参加しにきました。
星雲大師が推進している人間仏教の理念を確実に実践するために、すべてのボランティア
が全力を尽くしました。会場にお見えになった方々は大師の書を見たり、美味しい精進料
理を堪能したり、様々な演技を観賞したりして楽しく一日を過ごしました。東京佛光山寺
の住職覚用法師は、皆様がその喜びを家庭に持ち帰り、世の中の至る所が浄土になってほ
しいと示していました。
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