松屋ポーランド風ミエロニィハンバーグ定食
2024年4月23日 22:30 930円
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記事 アスキーグルメ
ポーランド大使館の売り込みから生まれたメニュー:
松屋「ミエロニィハンバーグ」って、どこがポーランド風なの?
ポーランドには「Kotlet mielony(コトレット ミエロニィ)」というメンチカツのような料理があるようで、ミエロニィはひき肉といった意味です。
とはいえ、ポーランド料理に「ミエロニィハンバーグ」というものがあるわけではないそう。どういった経緯で生まれたのでしょうか。
こちらはなんと、ポーランド大使館から「ポーランドの食文化を日本で広めたい」という売り込みから開発がスタートしたとのこと。
ポーランド大使館の声に心が動かされた松屋。レシピ本の分析やリサーチから開発がスタートし、商品開発チームが試食を重ねていったとのこと。もちろん、ポーランド料理も食べたそうです。
ポーランドにはさまざまな料理があります。餃子のような「ピエロギ」、ライ麦のスープ「ジュレック」、オープンサンドイッチをトーストした「ザピエカンカ」など……。とはいえ、松屋で出す以上は、日本のごはんに合わないといけません。
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2025年8月17日つくった。
Kotlet mielony(コトレット ミエロニィ)
コトレット・ミエロニィ(Kotlet mielony) はポーランドの家庭料理を代表するハンバーグ風の料理です。名前の意味は「挽肉のコトレット」で、見た目は日本のハンバーグやメンチカツに似ていますが、味わいは独特で、玉ねぎやパン粉、卵でまとめた挽肉を小判型に成形し、パン粉をまぶしてフライパンで焼き上げます。
よくマッシュポテト、キャベツの漬物(サワークラウト)、ビーツのサラダなどと一緒に食べられます。ポーランドの家庭では、日曜日のランチや日常のおかずとしてとても親しまれています。
コトレット・ミエロニィの基本レシピ(4人分)
材料
牛ひき肉 … 250g
豚ひき肉 … 250g(牛と豚を半々にするのが定番)
玉ねぎ … 1個(みじん切り)
パン粉 … 1カップ(乾燥パン粉を牛乳で少し湿らせると柔らかく仕上がる)
牛乳 … 大さじ3〜4
卵 … 1個
にんにく … 1片(すりおろし、好みで)
塩 … 小さじ1弱
黒こしょう … 適量
マジョラム(乾燥ハーブ) … 小さじ1(ポーランドではよく使う)
パン粉(衣用) … 適量
サラダ油(またはラード) … 適量
作り方
パン粉を湿らせる
ボウルにパン粉を入れ、牛乳を加えてふやかしておく。
具材を混ぜる
ボウルにひき肉、みじん切り玉ねぎ、にんにく、卵、ふやかしたパン粉、塩、こしょう、マジョラムを入れてよく練る。
成形する
手に油を軽くつけて、小判型または丸型にまとめる(直径7〜8cmほど)。
衣をつける
形成したタネをパン粉に軽くまぶす。
焼く
フライパンに油を熱し、中火で両面をこんがり焼き色がつくまで焼き、弱火にしてフタをして中まで火を通す(約10〜12分)。
仕上げ
器に盛り付け、マッシュポテトやサラダを添えて完成。
ポイント
肉の割合:牛と豚を半々にするとジューシーでコクが出ます。豚多めだと柔らかく、牛多めだと風味が濃くなります。
ハーブ:マジョラムはポーランド料理で定番。なければオレガノやタイムでも代用できます。
付け合わせ:マッシュポテト+漬けキャベツ(ザワークラウト)+ビーツサラダが「ポーランド風定番セット」です。
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2025年8月17日 作った。
ピエロギ
ピエロギ(Pierogi) はポーランドを代表する伝統料理で、餃子に似た“詰め物入りの小麦粉生地の団子”です。日本の餃子や中国の水餃子に近い形ですが、焼くよりもゆでるのが基本で、仕上げにバターで軽く炒めることもあります。
中身(具材)は非常に多彩で、ポーランドの家庭や地域ごとにバリエーションがあります。代表的なのは以下です:
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ピエロギ・ルスキエ(Pierogi ruskie):ポテト+カッテージチーズ+玉ねぎ 
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キャベツとキノコ入り:ザワークラウトや乾燥キノコを使用 
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肉入り:挽肉を玉ねぎと炒めて詰める 
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甘いバージョン:ブルーベリー、チェリー、カッテージチーズ+砂糖など 
お祭りや家庭の食卓に欠かせず、クリスマスイブ(ウィギリア)の断食料理としてもよく登場します。
基本レシピ:ピエロギ・ルスキエ(じゃがいもとチーズのピエロギ)
材料(約30個分)
生地
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薄力粉 … 300g 
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卵 … 1個 
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ぬるま湯 … 120ml前後 
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塩 … 小さじ1 
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サラダ油 … 小さじ1 
フィリング(具)
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じゃがいも … 中3個(約400g、ゆでてマッシュ) 
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カッテージチーズ(またはポーランドのトヴルーク) … 150g 
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玉ねぎ … 1個(みじん切りしてバターで炒める) 
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塩・黒こしょう … 適量 
仕上げ用
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バター … 適量 
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玉ねぎ … 適量(輪切りまたは粗みじんで炒め、仕上げにのせる) 
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サワークリーム … お好みで 
作り方
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生地を作る 
 ボウルに小麦粉と塩を入れ、卵とぬるま湯、油を加えてこねる。なめらかになるまで10分ほどこねたらラップをして30分休ませる。
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フィリングを作る 
 ゆでてつぶしたじゃがいもに、炒め玉ねぎ、カッテージチーズ、塩、こしょうを混ぜる。
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生地を伸ばす 
 打ち粉をした台で生地を2mmほどに伸ばし、直径7〜8cmの丸型で抜く(コップでも代用可)。
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包む 
 丸い生地にフィリングを小さじ1程度のせ、半分に折って端を指でしっかり閉じる。形は日本の餃子のように半月型。
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ゆでる 
 塩を入れたたっぷりの湯でゆでる。浮き上がってからさらに2〜3分で取り出す。
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仕上げ 
 ゆで上がったピエロギをバターで軽く炒め、炒め玉ねぎを散らし、好みでサワークリームを添える。
ポイント
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生地はやや厚めにすると破れにくくもちもちに仕上がります。 
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フィリングは冷ましてから包むと作業しやすいです。 
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保存:包んだピエロギは冷凍保存でき、ゆでる前に凍らせておけばストック料理にもなります。 
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ザピエカンカ
ザピエカンカ(Zapiekanka) は、ポーランドのソウルフードともいえるオープンサンド風のファストフードです。特に1970年代の社会主義時代から庶民に愛され、今では屋台や駅前のスタンド、ナイトマーケットなどで定番の軽食になっています。
フランスパンのような長いパンにきのこ・チーズをのせて焼いたものが基本形ですが、ケチャップやマヨネーズをかけて食べるのがポーランド流。日本でいうと「ポーランド版ピザトースト」のような立ち位置です。
ザピエカンカの基本レシピ(4人分)
材料
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バゲット … 1本(縦に半分にカット) 
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マッシュルーム … 200g(薄切り) 
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玉ねぎ … 1/2個(みじん切り) 
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バター … 大さじ1 
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塩・黒こしょう … 適量 
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ピザ用チーズ(ゴーダやモッツァレラ推奨) … 150g 
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ケチャップ … 適量 
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パセリ … 少々(仕上げ用) 
作り方
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具材を炒める 
 フライパンにバターを熱し、玉ねぎを炒め、しんなりしたらマッシュルームを加えて塩こしょうで調味する。
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パンに具をのせる 
 バゲットを縦半分に切り、切り口に炒めた具材を広げてのせる。
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チーズをかける 
 その上にたっぷりとピザ用チーズを散らす。
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オーブンで焼く 
 200℃に予熱したオーブンで約10分、チーズがとろけてこんがりするまで焼く。
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仕上げ 
 焼きあがったらケチャップを格子状にかけ、刻んだパセリをふって完成。
バリエーション
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肉入り:ハム、ソーセージ、ベーコンを追加 
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野菜入り:パプリカやピクルスをトッピング 
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豪華版:ケチャップの代わりにガーリックソースやBBQソースを使用 
ポイント
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ポーランドではケチャップ必須で、屋台でも大量にかけてくれるのが特徴です。 
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パンはバゲット以外にも食パンやチャバタで代用できます。 
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ビールのおつまみにも最高! 
 
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