2026年6月13日土曜日

内なる星図 チュルリョーニス展 6/14まで

 

内なる星図 チュルリョーニス展 6/14まで

国立西洋美術館

会期
2026年3月28日[土]-6月14日[日]
開館時間
9:30~17:30(金・土曜日は~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日、5月7日[木](ただし、3月30日[月]、5月4日[月・祝]は開館)
会場
企画展示室B2F
観覧料

一般2,200円、大学生1,300円、高校生1,000円



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アンビエント好き、特に大谷さんのように Brian Eno、Harold Budd、Steve Brenner、Muziekkamer、初期電子音楽 が好きな方なら、チュルリョーニス展では「物語」よりも「空間」と「時間の流れ」を感じる作品に注目すると面白いです。

① 《創造(Creation)》連作

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チュルリョーニスを代表する連作。

宇宙が誕生する瞬間を描いているようであり、
海底から生命が芽吹く過程のようでもあります。

アンビエント的に言えば、

  • 音楽的な展開は少ない

  • 微細な変化が続く

  • 気付くと景色が変わっている

という作品群です。

まさに
『Music for Airports』や『The Pavilion of Dreams』的な鑑賞ができます。


② 《ソナタ・海》

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チュルリョーニスの最高傑作候補。

絵なのに、

  • Allegro

  • Andante

  • Finale

という楽章構成になっています。

波や水平線が反復され、
見ているとドローン音楽のような感覚になります。

大谷さんなら

「これは絵画版Steve Brennerだな」

と思うかもしれません。


③ 《ソナタ・星》

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個人的にはアンビエント度最高。

星々が静かに配置され、

  • 上下感覚

  • 遠近感覚

  • 重力感覚

が曖昧になります。

Brian Enoが好きそうな世界です。

『Apollo』や
『Thursday Afternoon』の視覚版といってもいいくらい。


④ 《レックス(Rex)》

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巨大な存在が宇宙を見下ろしているような作品。

神話画とも宗教画とも違い、

「宇宙そのものが人格を持った」

ような不思議な感覚があります。

後年のニューエイジやコズミック・アンビエントのジャケットを先取りしたような作品です。


⑤ 《フーガ》

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アンビエント好きなら見逃せません。

木や山が反復しながら現れ、

少しずつ変化していく。

まるで

  • ミニマル・ミュージック

  • ドローン

  • 反復系アンビエント

そのものです。

Harold Buddのピアノや
Steve Brennerのシンセのレイヤーを
視覚化したような感覚があります。


大谷さん向け鑑賞法

普通の美術展だと

  • 何が描かれているか

  • 何を意味するか

を追いがちですが、

チュルリョーニスはむしろ

「音楽を聴くように見る」

のがおすすめです。

作品の前で1〜2分立ち、

「これがもし音だったらどんな音楽だろう?」

と考えると、

Harold BuddやBrian Eno、Steve Brennerにつながる不思議な感覚が味わえると思います。

特に《ソナタ・海》《ソナタ・星》《創造》の3系列は、今日ぜひ時間をかけて見てみてください。アンビエント好きには展覧会全体のハイライトだと思います。



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