新しき村
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ウィキペディアより
新しき村の精神
一、全世界の人間が天命を全うし各個人の内にすむ自我を完全に成長させることを理想とする。一、その為に、自己を生かす為に他人の自我を害してはいけない。
一、その為に自己を正しく生かすようにする。自分の快楽、幸福、自由の為に他人の天命と正しき要求を害してはいけない。
一、全世界の人間が我等と同一の精神をもち、同一の生活方法をとる事で全世界の人間が同じく義務を果たせ、自由を楽しみ正しく生きられ、天命(個性もふくむ)を全うする道を歩くように心がける。
一、かくの如き生活をしようとするもの、かくの如き生活の可能を信じ全世界の人が實行する事を祈るもの、又は切に望むもの、それは新しき村の会員である、我等の兄弟姉妹である。
一、されば我等は国と国との争い、階級と階級との争いをせずに、正しき生活にすべての人が入る事で、入ろうとすることで、それ等の人が本当に協力する事で、我等の欲する世界が来ることを信じ、又その為に骨折るものである。
withnewsの記事より
「新しき村」100年続いた理由 「村人」希望いるのに増やせない理由
新しき村が誕生したのは、1918年。「友情」や「お目出たき人」などの小説で知られる作家の武者小路実篤(1885~1976)が構想を発表し、共感した人が集まって一緒に暮らし始めました。
村の正門にあたる入り口にあるのは「この門に入るものは自己と他人の 生命を尊重しなければならない」と書かれた2本のポール。ここを通るとちょっと日常とは違う世界に入っていくような感覚になります。
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