第78回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2014
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ハラールとは?
非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会 サイト より
ハラール(HALAL)とは、イスラムの教え(シャリーア法とイスラム原理)で許された、「健全な商品や活動」のことの全般を意味します。
( 発音の問題ですが、「ハラール」は「ハラル」とも言われます。)
ハラールの反対は「ノン・ハラール」あるいは 「ハラム」と呼ばれ、これらイスラム教徒にとっては有害な物、中毒性のある物を意味しています。従ってイスラム教徒は、ハラール品であると正式に認められるもの以外の食べ物、 飲み物などは避けなければなりません。
ハラールとは、こうした安全な生活を示すためのガイドラインであり、イスラム教徒にとっては無くてはならない規準なのです。
しかしハラールとハラムをはっきりと区別することは 非常に複雑で難しく、基準も国ごとに異なります。
また、ハラールは食品だけでなく、化粧品や医薬品、介護用品、金融など様々なサービスにも適用されます。
イスラム教徒(ムスリム)は、唯一神アッラーに信じ、人間は生活の中に物事に対してルールや定めに従わなければいけません。
そのルールはムスリム(イスラム教徒)にとって、
「必須」のため、やらないといけないのか
「禁止」されるので、やってはいけないのか
「許される」ので、しても問題ないのか
「したほうがよい」ので、やるとお得なのか
など規定があります。
これらのルールは、まずイスラムの聖典であるクルアーン(アラビア語:Qur’ān)に従います (備考: 日本では、クルアーンではなくコーランと広く知られた)。
クルアーンに規定されず、また説明されないものはもちろんあります。
その場合は、預言者ムハンマド(Muhammad)が言ったこと、やったこと、実施したことを記録した言行録のハディース(アラビア語: Hadits)もあります。
そこで、特にムスリムにとって口にする食べ物や飲み物に対して、ハラル(またはハラル)(アラビア語:Halal)つまり「許される」ものなのか、ハラーム(またはハラム)(アラビア語: Haram)つまり禁止されるものなのかがクルアーンでの記載があります。また、ハラルとハラームの間に、疑わしいものつまりシュブハ(Syubhat)があります。
アッラーが創造したものは、特に禁止された幾つかの例外を除き、ハラルである。
ハラルとされないものの例として、豚肉、血液、お酒があげられます。
これらを禁止する基本的な理由は、それが不浄(ナジス)でもあり、害になるものだからです。
それは、必ずしも、今時の医学的や衛生的な不浄や害である必要がありません。
その他ハラルとされないもの
〇シャリア法に則って食肉処理されていないもの
〇かぎ爪や鋭い牙がある動物
〇ワニ、亀、蛙など水陸両用の動物
〇かぎ爪のある鳥、捕食性のある鳥
〇ネズミ、ムカデ、サソリ等の有害生物および類似するその他の動物
〇シラミ、ハエ等、不快とみなされる生物
※生命に危険を及ぼす海洋動物、植物から作られた飲料、食品は、シャリア法に則って解毒処理が行われた後にハラルとなります。
世界各国のハラル認証
世界各国には、ハラル認証機関が多くあります。国によって、行政の下で活動しているハラル認証機関もあります。その場合、その国ではハラル認証機関が一つしかない場合があります。一方、多くのハラル認証機関がひとつの国に存在する例もあります。ハラルに関する規格は、ハラル認証機関によって多少異なるところがあることも事実です。
日本国内にもハラル認証団体が複数存在し、ムスリムフレンドリー、ローカルハラルというような認証団体が独自に提唱する規格もある。これは日本独特の発展形態であり、なぜそのような展開となったかの理由を学ぶことで、日本国内企業がハラルに取組む場合のヒントとなります。
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