恥を書く
12時半誰もいない。
カウンターに座った。
メニューを頼むと、
そこにありますと教えられた。
チキンカレーとブリカレーの二種類を頼む。
セットですか?
はい。
マイレビュアーさんの
「脳天を突き抜けるような刺激的なラッサムが最高」
http://bit.ly/1cCRuPu
という言葉を思い出した。
もう一人のマイレビュアーさんがサンバルを300円で追加していたのも思い出した。
http://bit.ly/164Ef2Q
ラッサムスープって、と尋ねると。
セットのみです、と教えてくれました。
ぼくはセットにスープがついているんだと思いました。
そうではありませんでした。
サンバルもメニューにはありませんでした。
こちらのお店は、先日、ブログに書かないでと言われた所沢のカレー屋さんに教えてもらいました。
お客さんもぼくひとりなので色々お話しが聞けるかと思いました。
注文したものが出来上がりました。
カウンターからはお店の人が見えません。
iPhoneを構えたところで、
頭の上から声が聞こえました。
写真を撮るときは一声お願いします。
すいませんでした。
写真イイですか?
どうぞ。
動揺しながら、写真をそそくさと撮り、
「いただきます」と声を出してから食べ始めました。
気まずい雰囲気で何も話せませんでした。
恥をかき、汗をかきながら、食べました。
途中冷や汗から、スパイシーで美味しいカレーによる汗に変わりました。
いつの日か和解でき、
にこやかに食事ができる日が来ることを祈ります。
あらためて僕は食事をしながら旅をしているという実感がわきました。
いままで多くのお店の人が本当に優しく声をかけてくれ
楽しませてくれたことがわかりました。
おいしいより、お客さんを楽しませたいという気持ちが僕を幸福に感じさせ、
お店をでてからもその余韻に浸れていたことがわかりました。
お店の人に媚を売るのでなく、
理解してもらうためにはどうしたら良いのだろう。
もし、本当に撮影やブログ掲載が嫌なら、はっきりお店にお断りと表示してみてはどうだろうか。
インド富士 (インド料理 / 東小金井駅、新小金井駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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