2013年10月13日日曜日

メモ パラグアイ料理

2013年10月12日


パラグアイ料理 メモ 

会場 YUKIレストラン パラグアイ料理メモ

YouTubeアルパ演奏  10/12YouTubeアルパ演奏  2012年の様子



ユウキレストラン 食べログ 

WGT 第8フェーズ第18回(通算第95回)【パラグアイ料理】案内 サイト

WGT(World Gourmet Tour in Japan)会員各位

 2010年6月30日。サッカーワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦。
 日本とパラグアイがベスト8を争い、PK戦の末に日本が敗退したあの試合も随分と遠い記憶となりました。

 と、懐かしい話題から入りましたが、今回は上野がパラグアイ料理を仕切らせていただきます。
 実はその頃平和島辺りにパラグアイ料理の店があるという情報を知り、WGTの幹事になった際に開催国に選択しようとしたのですが運悪く目の前で閉店。形にできず仕舞いになっていました。
 巡り巡って今回幹事になったタイミングで、事務局からの情報は「(因縁の)パラグアイができる!」との話。とは言え、店は群馬にしかないとの補足もあり遠征を覚悟していました。ところが、今年3月松戸に新しいパラグアイ料理レストランが開店したとの情報が。超ラッキー!ということで開催国とさせていただきたいと思います。

 さて冒頭で示した通り、日本ではサッカーの強豪国として知られるパラグアイ。
 地理的には南米大陸の中央やや下、ブラジル、アルゼンチン、ボリビアと国境を接する内陸国です。

 どんな特徴がある国なのかと探ってみると、電力というキーワードに行き当たりました。ブラジルと国境にあるイタイプダムを共有しているのですが、これがなんと世界第二位の水力発電用ダムで国内の電力を全て賄っているとか。十分足りているので余った分をブラジルに売電したりして、結果世界最大の電力輸出国となっているそうです。

 Itaipu hydroelectric dam YouTube

 民族についても触れてみましょう。

 人口の97%は東部に集中し、西部のチャコ地方には手付かずの平原が広がり、豊かな自然が残されています。

 住民のほとんどは、先住民であるモンゴロイド系のグアラニー人とスペイン人との混血(メスティーソ)で、国民の8割はスペイン語とグアラニー語のバイリンガルとか。混血が多いのは政策的にそれが進められたからで、先住民のグアラニー人はスペイン人との混血を進めることで結びつきを深め、敵対部族に対し優位に立ったようです。

 19世紀半ばの三国同盟戦争というブラジル・アルゼンチン・ウルグアイとの戦争では、52万人の人口が4割になるまで減少もしたのですが、現在は約657万人まで逆に増殖中。千葉県と同じくらいですね。

 そんなパラグアイ人が、どのように生計を立てているのかというと、農業国で主要産業は農牧畜業、輸出総額の8割以上を占めています。ただ天候や相場に左右されやすく、国民の四割は貧困層だとか。人が増えれば良いというものでもなく、なかなか難しいところです。

 パラグアイ料理は旧宗主国のスペイン料理と、先住民グアラニー族の伝統の両方を併せ持つのが特徴だとか。が、明確に確立された「パラグアイ料理」というのはあまり無く、現地のレストランでも色々な料理と一緒にパラグアイ料理も有るというお店が多いようです。

 肉や牛乳、チーズ、トウモロコシが主食。
 
   トウモロコシ粉の団子を浮かべたスープ、ボリ・ボリ。

 アルゼンチンやブラジルと共通した豪快なバーベキューのアサード。

 ナマズの仲間の川魚のスープ、ソパ・デ・ペスカード。

 ミラノ風カツレツから発展したミラネサ。

 キャッサバの皮で肉類をくるんで揚げるエンパナーダス デ マンディオカ(キャッサバのピロシキ風)。

 これまでWGTで回った南米諸国と、そこはかとなく共通点を感じる点が多いですね(メキシコのトウモロコシ推しとか、ブラジルのシュラスコとか)。

 飲み物は最近日本でも販売されているマテ茶が日常的に飲まれているようです。これも南米の共通項の一つですね。

 さて、パラグアイ料理のレストランですが、冒頭に述べた松戸(正確には新京成線の上本郷)にある「ユウキレストラン (YUKI RESTAURAN)」に行きたいと思います。

 …が、間の悪いことにこのお店、どうやら7/22~9/4まで休業だとか。(口コミによれば、パラグアイ人のお母さんとハーフの息子さんでやっているお店だそうですが、上記の期間パラグアイに赴き、息子さんがパラグアイ料理の修行をされるそうです)。
 なので、日程は9月5日以降、お店の再開を確認したうえで開催、ということで調整させていただきたいと思います。
 それまでパラグアイ蘊蓄を十分に溜めて出席に備えておいていただけるとよろしいかと。


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世界の料理 NDISH より サイト

National Dish(国民食)を知ると、その国がみえてきます。世界の料理「エヌディッシュ」は、その楽しみの共有を目的とし、料理、食文化、レシピなどのコンテンツを網羅していく、世界の料理の総合サイトです。



パラグアイ行ったら、これ食べよ♪
【お茶】
・コシード(Cocido)・・・下のマテコシードのこと。
・テレレ(Terere)・・・ジェルバ(薬草茶葉)の冷浸。
・マテ(Mate)・・・ジェルバで淹れる熱いお茶。
┗マテコシード(Mate Cocido)・・・炒ったジェルバで淹れるお茶。砂糖とミルクが入ることが多い。

【肉】
・アサード(Asado)・・・肉を豪快に焼く。
┗チュラスコ(Churrasco)・・・かたまり肉を串に刺して焼く。
┗パリジャーダ(Parillada)・・・網や鉄板の上で焼く。
・ポジョ(Pollo)・・・鶏肉。
┗ポジョアサード(Pollo Asado)・・・グリルチキン。
┗ポジョフリット(Pollo Frito)・・・フライドギキン。
・ミラネッサ(Milanesa)・・・薄く作る牛カツやチキンカツ。

【主食級】
・タジャリン(Tallarín)・・・スパゲティー
・マイス(Maíz)・・・トウモロコシ
・マンジョッカ(Mandioca)・・・キャッサバ

【マイスやマンジョッカを使ったもの】
・ソアプア(So’o Apu’a)・・・ソーは肉、アプアは丸。トウモロコシの粉とひき肉の肉団子入りスープ。
・チーパ(Chipa)・・・チーズパン。アルミドン(マンジョッカのデンプン粉)使用。
・チーパグアス(Chipa Guasú)・・・玉ねぎやチーズや生トウモロコシのすりおろしから作るパウンドケーキ風。
・ソパパラグアージャ(Sopa Paraguaya)・・・チーパグアスのトウモロコシが乾燥粉。
・パハグアマスカダ(Pajagua mascada)・・・つぶしたマンジョッカとお肉で作るハンバーグ風。
・ボリボリ(Vori Vori)・・・トウモロコシの粉とチーズを練った団子が入ったスープ。

【その他スープ系】
・カルド(Cardo)・・・スープ。肉(カルネ)や魚(ペスカド)などで作る。
・ソパ(Sopa)・・・スープ。肉(カルネ)や魚(ペスカド)などで作る。
・ギーソ(Guiso)・・・トマトと米の雑炊。肉が入ることも。
・プチェロ(Puchero)・・・肉野菜スープ
・ソジョ(Soyo)・・・ミキサーにかけた野菜とひき肉のスープ


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天使の給食 運営スタッフのブログです

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パラグアイ料理を作ってみました

今年のテーマはパラグアイ料理。さて、どんな料理でしょうか?パラグアイは南米に位置しているから辛い味付け・・・?でしょうか。いえいえ、私たち日本人にも馴染みがある、どこか懐かしい味です。今回の実習でつくった料理はこちらです。

  • Mate マテ


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