2013年9月28日 土曜日 13時 NHKニュース
日中韓 文化大臣会合 “文化交流が重要”
日本と、中国や韓国との関係が冷え込むなかで、3か国の文化大臣による会合が韓国で開かれ、文化交流が重要であるという認識で一致しました。
日中韓に新しい政権が発足して以降、3か国の閣僚会合が開かれるのは初めてで、文化面での交流促進が政治面での関係改善のきっかけとなるか注目されます。
日中韓3か国の文化大臣会合は、28日、韓国のクァンジュで開かれ、下村文部科学大臣のほか、中国の蔡武文化相、韓国のユ・ジンニョン文化体育観光相が出席しました。
会合では、さまざまな交流事業を行う「東アジア文化都市」として横浜市、中国の泉州市、韓国のクァンジュ市とすることなどを決め、下村大臣らが合意文書に署名しました。
共同記者会見で下村大臣は、「さまざまな政治的課題を乗り越えて合意できた」と述べ、今回の会合を評価しました。
そのうえで、「文化交流を促進し、国どうしの関係の発展につなげていくことが重要だという共通認識が得られたのは大きな成果だ」と述べ、文化交流を通じてそれぞれの関係改善を目指すことが重要だという認識で一致したことを明らかにしました。
中国や韓国とは、沖縄県の尖閣諸島の問題や、歴史認識の問題などを巡って関係が冷え込み、3か国の閣僚どうしの会談が開催できない状態が続いていました。
今回の会合は、3か国に新しい政権が発足して以降、初めての閣僚会合となり、今後、文化面での交流促進が政治面での関係改善のきっかけとなるか注目されます。
【コメント】
ここで言う文化交流ってたぶんお金をかけてイベントを開くことなんだろうなぁ。
本当の文化交流って、関心を持ち続けることだと思う。
国同士だけでなく、市民同士で関心を持ち続け、共に喜び、悲しむことが交流だと思います。
なぜ交流が必要なのか?
関心を持ち続ければ、不要な争いを避けることができるから。
戦争は、一人一人の人間性を無視し、無関心だからこそ殺し合うことができる。
知り合いや友人を殺すことができるとしたら・・・・。
実際に、ユーゴスラビアやアフリカのルワンダでは実際に知り合い同志が殺し合ってしまった。
そして、今ではシリアやアフガニスタンで内戦が続いている。
日本ではオウム真理教によるテロがあった。
太平洋戦争中は鬼畜米兵と教え込まれてきた。
戦争をするため、すなわち人を殺すために準備が必要だ。
それは、敵を教え、感情的に憎ませること。
戦争前にはプロパガンダや教育が重要となる。
たいていの子供は先入観で教えられたように育つ。
音楽や料理で共感を生み出し、仲良くすることはできないだろうか。
せめて、戦争が起きる前に、楽しさを共感できればと思う。
参考
映画「ルワンダの涙」 ウィキペディア
映画「ホテル・ルワンダ」 サイト
虐殺にいたるまでの民族対立や、ルワンダの社会環境についても、冒頭で非常にわかりやすく説明されるので、本作を楽しむためには、何の予備知識も必要ではない。この映画自体が、「なるべく多くの人に虐殺の歴史を伝える」ことを第一目的に作られたものであると思われ、問題を理解しやすく、噛み砕くことに相当な力を注いでいるのだ。個人的には、このコンセプトは全面的に支持したい。この優れた作品を観たことがきっかけで、ルワンダに興味を持つ人々は少なくあるまい。
マンガ「国境を駆ける医師イコマ 」 紹介
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