カタールウィーク ファラジャンin Tokyo
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カタール・ウィーク: ファルジャン in 東京
日程:2012年9月27日~10月1日
カタールの行政機関であるカタール美術館庁が運営する、日本とカタールの国交40周年記念プロジェクト「カタール ジャパン 2012」は、2012年9月27日(木)から10月1日(月)までの5日間、東京・六本木ヒルズにて、日本におけるカタール史上最大規模のカタール文化紹介イベント「カタール・ウィーク in Tokyo」を開催します。
カタール・ウィーク in Tokyoでは、六本木ヒルズアリーナと大屋根プラザなどの総敷地面積1,400平方メートルを超えるイベントスペース内に、アラブの伝統的な市場「スーク」を再現し、来場者に現代のカタール文化を 紹介します。スーク内では、カタール企業などによるブースを設営し、カタールのエンターテイメントの展示や上演、製品の紹介、トークショーなど様々な文化 イベントを催します。
プレスリリースはこちら qatarjapan2012.com/online/jp/details/129
カタール日本2012年について
2012年は日本とカタール国の間で外交関係が樹立されてから40周年目にあたります。両国間の強力な経済関係は、ビジネスパートナーとしての協力関係や機会づくり、教育および文化面での交流など、両国の社会・経済・教育に多くの利益をもたらしてきました。
Qatar-Japan 2012は、1年間にわたる様々な文化/スポーツ/ビジネス関連イベントを通じ両国間の永続的な関係を祝う祭典です。これらのイベントは2012年2月9日にカタールの首都ドーハで開催予定の「村上隆展覧会」を皮切りに、日本とカタールの両国で開催されます。
カタール国家
20世紀にイギリスから独立して以来、カタールは世界で最も重要な石油および天然ガス産出国の一つとして注目されるようになりました。同国はイスラム教国であり、その法律や習慣はイスラム教の伝統に則っています。1995年以来、同国はアルーサーニ家からの第18代首長であるハマド・ビン・ハリーファ・アルーサーニ閣下の統治下にあります。閣下はカタール国の首長と最高司令官とを兼ねており、カタール国内および対外的な同国の代表者でもあります。
ハマド・ビン・ハリーファ・アルーサーニ首長の下でのカタールは、政府機関の多くの要職について直接任命制を採っていた従来の体制を改め、国民の政治参加や選挙権の制度化へ向けて大きく転換しています。また、女性の選挙権・被選挙権もより広く認められるようになりました。
経済
1800年代半ば以降、カタールは真珠の採取を主産業とする比較的貧しい英国保護領から世界有数の石油・天然ガス産出国へと成長を遂げました。 同国の豊富な石油とガスがもたらす収益は、経済成長の確固たる基盤づくりに貢献しました。また、自由市場政策や低い税率も世界中の投資家や労働者を引き付けています。失業率も非常に低く、1%未満です。同国では国外からの労働力の移入を歓迎しており、そうした労働力は経済および文化面でも重要な資産であると見なされています。
カタールでは、同国の経済を知識基盤型へと移行することが国家的優先事項となっています。アル・マヤサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニ首長閣下夫人はカタールの教育および社会変革運動における第一人者で、多くの国連人道支援活動への参加でも国際的に認められています。閣下夫人は現在、カタール教育・科学・共同体開発財団(Qatar Foundation for Education, Science and Community Development)理事長を務めており、エデュケーション・シティーやアルジャジーラ・チルドレンズ・チャンネルといった同財団の多くのイニシアチブの立役者として活躍しています。テクノロジー、教育、スポーツへの投資は、カタール経済の多様化や、より良いビジネスの場としてのカタールの発展を促進しています。
レジャーとスポーツ
砂漠と伝統的アラブ文化に現代的展開が融合するカタールは、あらゆる年齢層の人々が楽しめる見所やアクティビティを提供します。広
大な砂漠、天然の砂浜、そして半島を取り囲む海は見逃せないアトラクションで、キャンプ、
砂丘探索、ジェットスキー、ダイビング、シュノーケリングなどあらゆる種類のアウトドア活動にも理想的です。首都のドーハには、ワールドクラスのスポーツ施設やモール、モスク、文化芸術センター、ホテル、その他の観光名所が多数あります。毎年開催される各種の祭典、文化イベント、スポーツイベントなどでエンターテイメントも充実しており、世界的なミュージシャンやアーティストもしばしばドーハに招致されています。
2010年、カタールはFIFAワールドカップ2022の開催国に選ばれ、中東およびアラブ諸国の中では初のFIFAワールドカップ開催国としてスポーツ史に新たなページを刻みました。カタールは2006年にも度第15回アジア大会など数々の国際競技会を主催しており、スポーツに対する熱意は既に旺盛ですが、2022年にはこの世界最大のスポーツイベント(FIFAワールドカップ)を誘致することで、またしても完全な変貌を遂げることになるでしょう。
芸術と文化
Qatar Museums Authorityとその傘下にある博物館群、特にイスラム芸術博物館(Museum of Islamic Art)、マトハフ・アラブ現代芸術博物館(Mathaf: Museum of Arab Modern Art)、カタール国立博物館(National Museum of Qatar)や、ドーハ映画協会(Doha Film Institute)、カタラ文化村(Katara cultural village)といった数々の文化施設により、カタールは中東の文化ハブへと変身しつつあります。2010年にはUNESCOの文化の首都プログラムの下、アラブ連盟によってドーハが「アラブ文化の首都」に選ばれました。
現地の習慣と訪問者へのアドバイス
カタールの男性の伝統的な服装は、ソーブというエレガントな白い長袖のローブを身にまとい、頭にはゲトラというスカーフを被り、それをアガルという黒い紐の輪で留めるのが一般的です。また、男性は夏には白いゲトラを、冬には赤白格子柄のグトラを被るのが伝統的です。
カタールはとても寛容な国ですが、外国からの訪問者は一定の現地の習慣を尊重することが求められます。女性は公共の場でヒジャブ(ヴェール)を被らなくても構いませんが、カタールはイスラム教国であるため、華美あるいは露出度の高い服装を控えることが礼儀となります。ラマダン(断食月)の間は、ほとんどの店やオフィスの営業時間が変更されます。また、ラマダン期間中の日の出から日没までの間は、訪問者も公共の場(ホテル内を除く)での飲食を避けるべきです。アルコール飲料は厳しく制限されており、ドーハに到着した訪問者がアルコール類を空港外に持ち出すことは禁止されています。しかし、ホテルやバーでアルコール飲料をお楽しみいただくことは可能です。カタールの夏は非常に暑く、7月から8月にかけては気温が50℃に達することもあります。そのため、外出時には日焼け止めを塗り、十分な水を飲むことが大切です。11月から4月にかけては温暖で快適です。
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