パプアニューギニアでハイジンの王様に出会った
真っ暗な成田山清宝院の境内でさまよっていると信者のような老夫婦がやってきた。
すいません、ヴォラヴォラってご存知ですか?
あら、私たちもこれから行くところですよ。
一緒に連れて行ってもらいました。
店内では先客の集団がいらっしゃいました。
「挨拶が大切ですよね。」
「私が母です。」
「私が妻です。」
どうやら家族ぐるみで来られているようです。
奥に座っている方が、王様と呼ばれていました。
僕は一人窓辺で食事をしていました。
食事が終わり、会計をすまして外にでると、
先ほどの集団の一部が待ち伏せしてました。
「おまえはどこから来た?」
「わたしは小平から参りました。」
王様ってどんな人なのですか?
どうやら
福生でトムソーヤ工房という雑貨屋の主をしながら、
世直しをしているそうです。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/iketeru/iketeru/profile.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回食べたものは、「volavolaベジライスプレート~パプァ風」1000円と
パプアニューギニアのブルーマウンテンコーヒー500円。
パプアニューギニアの主食はお芋だそうです。
ダルカレーは日本人用につけたもので現地の料理ではないそうです。
ご飯はココナッツミルクで炊き込んだものだそうです。
異国のまったく未知の食文化は、食べただけではなかなか理解しづらいです。
言葉や写真や歴史を少しでも知って理解しやすくする必要を感じました。
食べやすいものを食べるのでなく、
伝統を知ったうえで、アレンジした料理も食べてみたいと思いました。
そのためには、何が伝統で、何がアレンジなのかはっきりと記録されることが必要と感じました。
色々な料理が融合し新しい料理が生まれるのもいいですが、
古い伝統を記録せず、再現不可能になることになってしまってはならないと思います。
本当の文化交流とは何か。
どうあるべきか。
お店のパプアニューギニアを愛する気持ちがわかるだけに、
食文化をどのように伝え、日本と融合させることができるか、次に期待したいです。
インドやバングラディッシュ、ネパール、チベットなどの地方色豊かな料理が判別つかなくなってしまうように各国の料理もグダグダになってしまうのではないか心配です。
各国、各地域、各県は、売れるために、偽りのB級メニューを作り出すより、まずは伝統を見直し、
きちんと記録し残してほしい。
作り手だけでなく、きちんと食べる方も理解し、本物を求めなくては、
屑料理ばかりだす屑な店が流行ってしまう。
手間を理解できないものに、本当の価値は理解できないと思う。
外観
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿