2014年2月22日土曜日

和華 第2号 日中草の根外交を目指す

2014年2月22日 

 孫秀蓮さんから、雑誌「和華」をいただきました。

雑誌「和華」は、「留学生と社会人の提携と協力で日中草の根外交を目指す」という趣旨で発行しています。


・安崎暁(あんざきさとる) 重機メーカー、コマツの元会長のインタビュー

渋沢栄一の持論を紹介。

「損得で物事を考える算盤と、尊徳で考える論語を組み合わせてこそ真のビジネスである」

規制でいくか、倫理でいくか、グローバル化した今日、何らかの世界共通の規制が必要かもしれぬが「武士は食わねど高楊枝」、「ノブレスオブリージュ」はどこへ行ったのか。日本では倫理感覚を経営者の条件の一つとする社会的基盤がまだ残っているではないか。


 これを読んで、自分が何をカッコイイと感じていたのか、思い出した。

じつは、最近、こんなことをよく言われる。

損して何が楽しいの、馬鹿らしい。

いくら儲かるの? 一円の得にもならないことをなんでしているの?

そんなことは、趣味で遊んでいるようにしか見えない。

空いている時間をコンビニでも、どこでも働けばいいのに。


 きちんとこれらの言葉に応えるためにも、

算盤をしっかりとしなければならない。


 しかし、どうも大金を稼ぐというのに戸惑いを覚える。

たぶん、「武士は食わねど高楊枝」とか「ノブレスオブリージュ」という言葉をかっこいいと思っていたからだろう。

そして、使い切れないほどの資産を持っている人で、素晴らしいと思える人がいなかったから。

大金を得ることは、私腹を肥やし、社会の問題に目をつぶる人たちの仲間入りをするようで嫌だった。

 シュリーマンは自分の夢を確認するために大金を作った。

 素晴らしいと思う夢を提示し、実現するプランを立てなければ。


 現在一番偉い人は、お金を生み出す仕組みを作った人だと思う。

この人たちは、控えめで、けっして自慢することなく、目立たない。

でも、最近お金を作りすぎたため、再調整を試みるようだ。

おそらくそれは米国債のデフォルトをきっかけに行われる。

ちょうど免罪符が宗教改革によって金銭による売買が禁止されたが、

果たして、国債、通貨の売買が禁止されるのだろうか。

 現在は大きく二つの流れを感じています。

その一つは、世界共通の通貨、ビットコインなど。

もう一つは、地域通貨。これは国家でなく、自治体や一つの経済圏で発行される。

ユーロも地域通貨と言えなくもないが、発行主体も仕組みも旧来の国家の通貨と変わらない。


 ある学者が言っていた。

この世の生産物やサービスは必ず消費され、消える。

ただ通貨のみが消えずに残る。

これは不公平ではないか?

もし、通貨が発行され続け、消えずに残っていたら・・・・。

バランスが崩れ混乱が生じる。


現在、発行しすぎた通貨は、実体経済に影響を及ぼさないように、

金融経済で流通している。

金融経済つまりカジノ経済。

わかりやすく言うと、パチンコ玉が貯玉というカードで保管できるようなった。

出玉をめちゃくちゃ良くして、みんな貯玉しているうちはいいが、

あるとき、貯玉が景品と交換できなくなったり、換金できなくなるようなもの。








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