2014年4月19日土曜日

食べさせる、食べさせてもらう マライエ・フォーゲルサング講演

2014年4月18日

マライエ・フォーゲルサング講演

eating design THE EMOTION OF FOOD



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食べさせる、食べさせてもらう


 誰かに食べさせるとき、ちょっと戸惑いがあります。

なぜだと思いますか?

わたしは、見つめ合うためと考えました。

そこで、口以外をすべて白い布で隠してみました。

そして、食べさせるときに、その食べ物についての与える人の思い出を語り聞かせることにしました。

子供の時や歳を取ったり、入院したりしたとき以外でなかなか食べさせてもらうことはありません。

食べさせてもらった人は非常に感動しました。






 この様子は動画①空間を共有する 11分くらいからです。















 これをジプシーの差別問題に対しても試みてみました。

差別されているジプシーの女性たちが食べさせる役です。

食べさせてもらう人は、どんな人が食べさせてくれるか全くわかりません。

ただ、食べさせてくれる時に、その食べ物についての思い出を語ってもらうだけです。

食べ終えて、まるで小さい頃、母親に食べさせてもらったようだったと語りながら涙をこぼす人もいました。





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