アゼルバイジャン料理店 AZARI MATBAKH (アザリ マトバック)

2014年3月17日　woman exciteの記事より

アゼルバイジャン人シェフが腕を振るう本物の味

　花園神社からほど近い新宿６丁目に、アゼルバイジャンの家庭料理が楽しめるお店がオープンした。世界各国の味が楽しめる東京でも、おそらくアゼルバイジャン料理専門店は唯一。店名の『AZARI MATBACH(アザリ マトバック)』は、“アゼルバイジャンのキッチン”を意味している。

　ヨーロッパと西アジアを結ぶコーカサス地方の国・アゼルバイジャン。カスピ海の西岸に位置するこの国は日本ではまだ馴染みが薄く、登録されている日本在住のアゼルバイジャン人は大使館員を含めてもわずか15人だそう。それだけに「アゼルバイジャン料理って？」と思う人が多いようだが、本場スタイルの炭焼き「シシケバブ」をはじめ、豆や野菜を使ったものなど、料理はどれも日本人好みの繊細でやさしい味わい。一度食べてすっかりファンになる人も多いという。

　「アゼルバイジャンは文化も資源も豊かな国です」と流暢な日本語で説明してくれるのは、日本滞在19年のシェフ。あくまでもアゼルバイジャンの味にこだわるシェフは、早摘みブドウの皮を乾燥させて作る独特の調味料「スマグ」をはじめ、岩塩・香辛料・香草・紅茶・バラの花びらなどもアゼルバイジャンから直輸入。標高3000メートルの山の斜面で育てられた美しく香り高いバラの花びらは、シェフの手でバラジャムやバラ水に姿を変え、ヨーグルトと共にデザートとして登場したり、紅茶に入れたりと幅広く利用されている。ディナータイムにはアラカルトのほか、コース料理(3500円〜)も用意。シェフが手間をかけて作った“本物の味”を存分に楽しめる。また、手作りのバラジャム・ピクルス・オリーブなどは、瓶詰めで販売もされているので要チェックだ。

　アゼルバイジャンは歴史が古く、ワイン・ヨーグルトなどの発祥地のひとつとされているが、なかでもワインは隣国のグルジアとともに名産地として有名。残念ながらアゼルバイジャンワインは現在のところ日本ではなかなか味わえない貴重品でこの店でもたまにしかお目にかかれないが、今後は安定的に供給できるように努力中だとか。今後ますます注目を集めそうな一軒だ。


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メニュー

ランチ

・KABABU セット(牛ケバブ、トリケバブ、トマト、スープ、ライス、パン)　980円

ディナー

・サダジャ ケバブ(牛のプレーンケバブ、トマト)　800円
・マルジャル ケバブ(牛レバーのケバブ、トマト)　800円
・パネリ バダムリ ケバブ(フライパンで焼いたケバブ、チーズ＋アーモンド)　900円
・イエティンチャ(ジャガイモ、タマネギ、牛肉の煮込み)　1500円
・カラ バドムジャン ドルマシ(米ナスの蒸し焼き)　1500円
・タブリズ キュフタシ(牛肉と豆のミートボール)　2000円
・スプナグ ボラニシィ(玉子とホウレンソウ焼き)　700円
・シャシュルッグ(牛モモ焼き)　1000円
・ゴコン パニール(羊のチーズ)　500円

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AZARI MATBAKH

電話番号：03-6457-7577

住所：新宿区新宿６−７−３

営業時間：11：45〜（L.O.14：30）、18：00〜23：00（L.O.22：30）

定休日：日、祝休

アクセス：東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅Ｅ２出口より徒歩5分

2009年2月2日オープン　※営業確認
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　多彩な装飾品やＢＧＭがエスニックムードを盛り上げる店内。テーブル席の奥には掘りごたつ式の小上がりもあり、異国情緒あふれる空間でゆっくり料理を楽しめる








　キッチンに面したカウンター席に座れば、シェフから料理やアゼルバイジャンの話を聞ける楽しみも…。店内にはアゼルバイジャンに関する資料も各種置かれている







 ランチの「KABABUセット」は、牛ケバブとトリケバブのほかトマトの炭火焼やライス・パン・サラダ・スープが付いた充実の内容。この日のライスはディール入り








チーズとアーモンド入りの「パネリ バダムリ ケバブ」は、フライパンで焼いたハンバーグ風の一品。ランチセットはスープ・サラダ・ライス・パンが付いて1180円






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