2014年3月6日木曜日

3/6 イル バンビナッチョ

2014年3月6日

イル バンビナッチョ

食べログ



イタリア各地で修業し、ベネツィアのリストランテで料理長も務めた経歴をもつシェフが作り出す、本場イタリアの味と、ここでしか食せない創作イタリアンを是非ご堪能下さい。

イタリア各地で修業し、ベネツィアのリストランテで料理長も務めた経歴をもつシェフが作り出す、本場イタリアの味と、ここでしか食せない創作イタリアンを是非ご堪能下さい

福田憲一 (39)

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福田 憲一
フクダ ケンイチ
ストラテジックプランナー/コミュニケーションプランナー
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ヒトサラ

福田憲一 氏

記憶に残るイタリアンはこうして生まれる

イル・バンビナッチョの福田シェフと向き合うと、日本の「物づくり職人」と話している感覚に陥る。
「同じメニューでも、素材の産地を変えてみたり、仕込みや味付けを少しずつ変えたりしています。お客さんに見えない部分の作業ですし、気づかれないことのほうが多いと思いますが、それでもいいんです。」

最も美味しい瞬間をここで食べて欲しいという想いがベースとなり、厨房では実にさまざまな試行錯誤と工夫が重ねられている。しかし、あえてどこをどうアレンジしたのかは言わない。裏側の努力は、「美味しい」という声となって自分自身に戻ってくる。それで十分なのだ。

「10年前はキレイな皿に豪華に盛りつけ、味にも驚きやインパクトを求めていた」と話す福田シェフ。当時は、エビにカラメルソースをかけたりするような奇抜なアイディアを料理で表現していた。今思えば、自分中心の料理を作っていたと当時を振り返る。
人びとを驚かせるための料理によって技術は格段に向上したがいつの頃からか、ふと「心」を忘れてしまっている自分に気づいたという。それからは「食べた人に美味しいと喜んでもらいたい」という、料理人を志した当時のシンプルな考えに原点回帰し、ベーシックな技法で料理をつくるようになった。

そうは言っても「いたずらっ子」は健在だ。前菜は華やかに、可愛さや面白さを演出。メインはとにかく豪快に。そしてイタリア人もイタリアを感じるような本格パスタ。イタリアの各地で感動したエッセンスを取り入れながら、時には本格的に、時には遊び心を感じるようなメリハリのきいたフルコースは、訪れた人の心をつかんで離さない。


シェフの記憶に残るシェフ

 福田シェフが絶対的な信頼を置いているのは、代官山「ラ・ファーメ」の秋野シェフ。専門学校からイタリアの修行時代まで同じ道を歩んでいる同志だ。
「コック服を着た時だけ料理のスイッチが入る僕とは対照的に(笑)、秋野君は24時間ずっと料理のことを考えているような人なんです」と語る福田シェフ。
「ラ・ファーメ」の料理は、秋野シェフの人柄の良さがそのまま表れていて、温かくほっとできる料理だ、と太鼓判を押す。
タイプの違う2人の若き実力派シェフ。
西麻布と代官山でそれぞれのイタリアンを楽しみたい。


シェフのヨコガオ

 そういえば、お店にばかり注目していた。

本当はシェフを知らなければならない。

昔は終身雇用、もしくは、シェフ兼オーナーだったが、

いまでは、お店もシェフも流動的なので。


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