きらくに喜楽でも行ってみようと思い、百軒店に足を踏み入れた。
しかし、喜楽はきらくに休憩しているようだった。
おきらくなのは僕だけで喜楽さんはチョー忙しいから休憩というより準備中で夕方の仕込みをしているのだろう。
しかたなく、勇気をふりしぼって未開拓の地に足を踏み入れることにした。
墨で大きくかかれた「とりかつ」の指示に従い路地に入った。
雑居ビルの谷間にこんな空間があったことに気づかなかった。
ちょっと先には地上げに失敗した空き地があった。
ところどころに原住民による壁画が見られた。
部族によって特徴があるようだが、ぼくには区別がつかない。
店に入るとカウンター中心の店構えで割烹着を着た主人がいた。
お客さんは二組、両端にわかれていた。
しかたなくぼくはセンターよりやや右寄りの席についた。
「すいません。ハムカツとメンチカツください。」
「え!」
なんかいけないことを言ってしまったのかもしれない。
店を出ようか、悩んだが、勇気を出してちょっぴり大きな声をだした。
「ハムカツとメンチカツをください。」
「はい」
なんとか注文を通すことができた。
ここのシステムがぼくの後ろに書いてあった。
後ろをキョロキョロするのはお行儀が悪いので、あまりしたくないのだが。
ちょっとずつ何回か振り向いて読み取った。
基本 2品セットで650円
3品セットで800円
4品セットで1000円
カキフライ定食 6個で650円
そして衝撃の事実が。
人気セット 「とり、ハム、コロッケ」なんと3品で650円だった。
お店の人も「え!」なんて言わないで、教えてくれればいいのに。
「お客さん素人ですね。
ウチの看板メニューは、とり、ハム、コロッケで650円でお得になってます。
今日はサービスでとり、ハム、メンチを出しましょう。」
くらいのアドリブのサービスが欲しかった。
メンチは鶏のひき肉を使っているのか、軽くサクッとした食感だった。
ハムカツは最初1枚かと思ったら、二枚重なっていた。
ちゃんと揚げたてなので美味しかったです。
次回はカキフライとか色々ためしてみたいです。
ホームページには20種類、
外の貼紙には15種類、
中の貼紙のメニュー見るとカキフライを入れると12種類。
残りの謎のメニューが気になります。
そうそう、ここiPhoneの電波通じませんでした!
とりかつ チキン (とんかつ / 神泉駅、渋谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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