2014年4月28日月曜日

5/4,5 ハワリンバヤル2014

2014年5月4,5日 



ハワリンバヤル2014


公式サイト


4/28 スケジュール未定

イベント一覧


chirasi




モンゴルカレッジ2014


 開催場所:練馬区立光が丘図書館内2F視聴覚室

*5月4日

(1) 1:00~2:00 

「モンゴルと日本のFTA(自由貿易協定)の経緯と課題」 
岩田伸人経営学部教授(青山学院大学WTO研究センター所長、国際交流センター所長)

2007〜2009年(経営学部長)、2010〜2011年(日本貿易学会会長)、2010〜2011年(経団連21世紀政策研究所研究主幹)。2004年から日モFTAの研究を行っており、大学ではWTO(世界貿易機関)に関わる諸問題について研究している。特に『貿易と環境』の視点からFTA研究を行っている。モンゴル関連の刊行物に『モンゴル・プロジェクト』(2010年)、『日モFTAの研究』(2013年)など。

(2) 2:00~3:00 

「地下資源開発と都市基盤整備をめぐるいくつかの問題~石炭と水~」
 由川 稔大東文化大学経済学部非常勤講師

1990年東京外国語大学モンゴル語学科卒。2001年博士(経済学:大東文化大学)、モンゴル国立大学、ロンドン大学留学。1990年~92年、外務省専門調査員(在モンゴル日本国大使館勤務)。森田朗編著『アジアの地方制度』(1998年東京大学出版会)中、「モンゴル」他。
<5分間の休憩>

(3) 3:05~4:05 

「モンゴル国とのビジネス機会と具体的取組事例の紹介」 

U.ウルジ/小園江和博

U.ウルジ:モンゴル国商工会議所・日本会頭、東京外国語大学非常勤講師、国立テレビ局長補佐、国総理大臣経済顧問補佐、通産省経済研究所部長、国営航空会社MIATの日本支社勤務

小園江 和博:株式会社宝島ジャパン代表取締役、法政大学大学院イノベーションマネジメント学科(MBA)修了、中小企業診断士、一般社団法人 茨城県コンサルタント協会専務理事

(4) 4:05~5:05 

「モンゴル語の未来」 
田中克彦一橋大学名誉教授

1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学、一橋大学、ボン大学でモンゴル学、言語学、民族学を学ぶ。東京外国語大学、岡山大学、一橋大学、中京大学で教鞭をとる。2009年モンゴル国北極星勲章受章。
著書:「ことばの差別」、「ことばと国家」、「草原の革命」、「草原の革命家たち」、「言語学とは何か」、「言語からみた民族と国家」、「漢字が日本を滅ぼす」、「シベリアに独立を」。訳書:ウノ・ハルヴァ「シャマニズム」、ワルター・ハイシッヒ「モンゴルの歴史と文化」など

*5月5日

(5) 11:00~12:00 

「国際モビリティーとモンゴルの高等教育改革」
ミャグマル・アリウントヤー(Myagmar Ariuntuya) 一橋大学 森有礼高等教育国際流動化センター助教 

2013年博士課程修了。社会学博士。モンゴル、ベトナム、イギリス等で教育関係の研究調査等に従事、現在一橋大学研究員。研究関心テーマは、モンゴルをはじめとする世界における幼児教育の改革、政策と実践、国際協力と開発、グローバル化とマーケタイゼーションによる社会変化、国際モビリティー等である。

(6) 1:00~2:00  

「モンゴルついてどう受けとめて、どう考えいるか」 
花田麿公元在モンゴル大使 

1938年東京生まれ。小一福島大野(いわき)に疎開、自分は大野で形成。東京外語大学モンゴル語卒。1963年外務省、北米第一課、人事課以外、ほとんど中国課モンゴル担当。2度母校モンゴル課で非常勤講師、1994年ケンブリジ大客員研究員でモンゴルえん罪問題研究。瀋陽で総領事、1999-2002年在モンゴル大使、2002年モンゴル国北極星勲章。今、北東アジア問題で活動。

(7) 2:00~3:00  

「モンゴルの鉱物資源開発と生態系影響 ~砂金採掘を中心として~」
鈴木由紀夫元モンゴル国派遣JICA専門家(農牧業政策)

主著:『モンゴル 草原生態系ネットワークの崩壊と再生』
(2013年、分担執筆(京都大学学術出版会)


仮面舞踏(チャム)


 「チャム」とは、チベット仏教の祭祀の時に演じられる、仮頭を用いた伝統的・宗教的な舞踏で、原則的には僧侶が踊り手となる。「チャム」はチベット語で「跳」または「舞」の意です。

 この度2013ハワリンバヤルでモンゴル伝統文化としてインドのタシルンポ僧院で修行を積んだチベットの僧侶たちが厄除けと幸せを願い、仮面舞踏(チャム)の踊りを協力させて頂きます。

 モンゴルにおける文革ともいえる粛清は1937年より始まるが、その粛清以前のモンゴルには、700以上の仏教寺院が存在し、500種以上のチャムが行なわれていたといわれている。

しかし、モンゴル全土において1937年に強行された粛清によって、赤軍の建物として使用された一部寺院を除き、700余りあった寺院は跡形もなく破壊され、それ以降、チャムの伝統は途絶えている。

そして、今日、粛清以前に行なわれていたチャムについては、ウランバートル市内の美術館や博物館に展示されている、粛清を免れた仮面や衣装の一部から想像するしかない状況にある。


一方、1980年代後半より外貨獲得のための外国人観光客誘致政策の枠内で「モンゴルの伝統芸能」として「チャム」がクローズアップされ始め、民主化以降、やはり外国人観光客を対象にし、劇場や舞台、時にはスポーツの国際大会や国家式典の開会式で「チャム・ブチグ(ダンス)」と称する仮面舞踊が上演されている。

これは、1937年の粛清期に社会主義政策が本来の寺院の修会としてのチャムを破壊した後、1980年代の新経済政策への転換期にその形式を用い「モンゴルの伝統文化・チャム」として再生された仮面舞踊である。

そして、今日、このような社会主義政策が形成した「チャム文化」が本来の伝統文化にとって替わり、いわゆる「チャム」として知られるようになっている。

また一方、1990年の民主化後、モンゴルにおいて仏教の復興、寺院の再建は急速に進んでいる。それに伴い、1998年より、失われたモンゴルのチャムの伝統の復活を目指す動きが見られ始めている。

しかしながら、粛清以前の状態のチャムを復元するのは極めて難しい。

なぜなら、本来、師承関係を重視するチベット密教寺院内において口伝によって継承されてきたものだからである。

粛清によるラマ僧の虐殺、寺院の破壊を経て、寺院も継承者も失ったこの60年余りの間、社会主義政策によって、チャムは修会として存在せず、チャムの宗教性について語ることすら禁じられてきた。

そして、もともと密教の秘儀であるため、その全容を留めた記録も残っていないのである。

そうしたことから、チャムの復元復興に際しては、チベットに留学経験のあるモンゴル人ラマ僧達が中心になって取り組んでいる。呪法の部分においては、粛清に遭遇せず、チャムの伝統を継承するインドのラダックの寺院から来訪した師に口授を仰ぎ、モンゴルに残されていたチャムの儀軌書に基づき、粛清を免れた数点の仮面や衣裳などを参考に復元復興を試みている状況にある。

上記の文書の一部は木村理子さんのモンゴルの仮面舞儀礼チャム伝統文化の継承と創造の現場からより

モンゴル縦文字

 モンゴルの伝統的な『ウイグル文字』という縦文字について知ることができ、また自分の名前や好きな言葉を書いてもらうことができますよ。モンゴルと日本の書が展示されています。


究極の文字をめざして

第1回 究極の「美しさ」を求めて(ウイグル文字)より

第1回究極の文字

モリンホール体験

モンゴルの伝統的な楽器、馬頭琴(モリンホール)の演奏を聞き、実際に自分で演奏してみるのもハワリンバヤルならではのチャンスです。皆さん馬頭琴を体験してみてはいかがでしょうか。

4日 12:00-13:00、 15:00-16:00
5日 11:00-12:00、 14:00-15:00


 モリンホールは、弦の本数が二本の擦弦楽器であり、モンゴルを代表する弦楽器である。モンゴル語で「馬の楽器」という意味である。楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしているため、日本では中国と同じ馬頭琴(ばとうきん、中国語ピンイン:Mǎtóuqín)の名前で呼ばれる。また、日本では物語「スーホの白い馬」の中に出てくる楽器として有名である。

 

YouTube モリンホール(馬頭琴)演奏 2011年6月22日撮影

「スーホの白い馬」  



109.スーホの白い馬(イギリス)



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過去のイベント


・ハワリンバヤル2013 サイト 

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