この記事を載せる朝日新聞とその記者のレベルがうかがい知れる。
視点:近視的で空間的にも、時間的にも視野が狭い
目的と志:中江兆民の平民新聞は、啓蒙思想という一本筋が通っていた。
朝日新聞は、大政翼賛会の反省もなく愚民政策の一翼を担っているようだ。
政府からもお金をもらい、読者からもお金をもらい、広告主からもお金をもらう良い商売だなぁ。
新聞の役割を忘れ金もうけに走る姿は、今の政治家を見るような気がする。
志のない著述は読むに堪えない。
暇つぶしの娯楽になり下がってしまったようだ。
ソマリアで伝えるべきことは何か?
朝日新聞はわかっているのだろうか?
はじめてこの記事を読む人はどう思うか考えているのだろうか?
料理は文化だ。
その国の文化に興味がない奴に特派員の資格はないと思う。
それに気付かず、せっかくの料理の写真に知的好奇心のなさを露呈させている。
いったいどんな取材をしていることやら。
せめて作った人に料理の名称、素材、歴史、普段どんなものを食べているのか、など聴く気はないのかなぁ。
うまい、まずいの主観的感想もない無味乾燥な記事だった。
朝日新聞デジタルより
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濃厚な生と死にあふれた街を去って @モガディシオ
ソマリアへの6泊7日の旅も終わりを迎えた。そこで、書き漏らしたことを思いつくままに。
【安全】日本にいたころ、ネットで「ソマリアに旅行に行きたいのですけど、どうすればいいですか」と質問している女性がいたので驚いた。現地の状況を説明し、「絶対にやめて」「死にに行くようなもの」と諭す回答がいくつも寄せられ、女性も思いとどまったようだった。
実際の危険がどれほどかは、実はひどい目に遭ってみなければわからない。でも、書いてきたように、モガディシオの街には、外国人の姿が全くなく、目立つことこの上ない。イスラム武装勢力シャバブは勢力を失っている分、ジャーナリストやディアスポラなど、狙いやすい、いわゆるソフトターゲットを攻撃している。
街に出る時の車の護衛には、常に自動小銃を持った4人の警備員が同行した。最初の日は若者ばかりだったので、4人にインタビューしたいと通訳を通じて頼んだ。危険な仕事をするようになった理由や、将来の展望を聞きたいと思ったからだ。
翌日になって断られた。その日の警備は4人とも代わったので、変な依頼をして変えられてしまったのかと一瞬、申し訳なく思った。翌日もその次も、基本的には毎日、人は代わっていたので安心した。そういうメンバーを、中野智明さんはきちんとチェックしていて、顔見知りになっている。さすがだ。
10年前にも警備をつけなければ市内を動き回れなかった。そのころは確か8人ほどが自動小銃を持って車の荷台にいたが、みんなせいぜい20代前半と思われる顔立ちで、1人に尋ねると「銃は撃ったことがない」と言っていた。その言葉にほっとする一方で、不安になったのも覚えている。
【お金と食事】日本を出発する前、どこでどれだけお金を使ったのかも書いてほしいと言われていた。でも、警備のお金や通訳のお金をつまびらかにすると、色んな方面に影響を与えるので、やめておく。警備と宿泊代をあわせると、日本の超高級ホテルを上回ると書いたけれど、「超」は実はあまりよく知らないので、この字だけ削除することにする。
ソマリアの人たちは実によくコーヒーを飲む。避難民のキャンプでも、炭火でコーヒー豆を煎っていた。ホテルで飲むカプチーノは1杯30円ほど。街角で飲めばその半分の値段だ。
街角の屋台料理はそそられるものがあるけれど、あまり丈夫ではない胃腸のことを考えて、ホテルやレストランで食事した。かつてイタリアの統治下にあったため、スパゲティがよく食卓に上る。こちらでは昼ごはんが一番豪勢。レンズ豆やパスタ入りスープ、コリアンダーの入ったスパゲティなどが出て、メーンが魚かヤギ肉かラクダ肉になる。パパイア、マンゴー、スイカなど、果物はふんだんにあり、レモン、グレープフルーツの生ジュースもついてフルーツざんまいになる。
朝ごはんにレバーが出るのが少し変わっている。レバーは細かく切り刻んであるので、牛なのか、ほかの肉なのか判然としない。少し硬さの残るタマネギと、唐辛子が混じり薄い塩味がついている。それが朝から皿いっぱいに出てくるので、手を出すのに勇気がいる。でも、日中の湿気と暑さで奪われる体力を考えると、「朝レバー」も悪くない。
食事はレストランで3人が食べて3千円ほど。安いのはありがたい。
街角では新聞を売っている。タブロイドよりちょっと小さい紙3枚をホチキスで留めたものだ。一般紙2紙、スポーツ紙と芸能紙を1紙ずつ見かけた。一部20円ほど。一般紙は1面が写真入りのインデックスになっていて、2面以降にその中身が載る。全部で9本ほどの記事が掲載されている。
この国は印刷技術が内戦で破壊され、ニュースの伝達の主役をもっぱらラジオに奪われた。めざましい携帯電話などの普及で、新聞が復興する前にインターネットの時代が来てしまうのではないかと心配だ。
【その他】日本車のことは、ナイロビで書いたので書くまいと思ったが、あまりに多いというか、かつてナイロビやウガンダのカンパラで走っていた中古車がそのままここに流れ着いたのではないかとすら思われるのでひとこと。
ほとんどの車が崩壊寸前で、幼稚園や保育園の名前を残した送迎バスが、そのまま乗り合いタクシーになっている。これだけ古くてなお走っているのだから、整備する力はかなりのものだと感心する。
日本の元の所有者に「あなた方の車がいまソマリアの町を走ってますよ」と教えたい気分だけど、あまりに多いのでやめておこう。
ホテルの部屋には、蚊が結構いた。ホテルの室内で蚊取り線香はまずいので、電池を入れる蚊取り機を持っていった。ずっとつけていたのに、2カ所を刺された。手の指をやられているので、よほど鈍いのだなあと我ながらあきれる。モガディシオでマラリアがどの程度はやっているのかはわからないけど、まあ、仕方ない。
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ここまでは、モガディシオで書いたものです。ナイロビに戻った後の11月3日夜、中野智明さんから「ビレッジレストランが自爆テロに狙われたようです」と連絡をもらいました。今回、取り上げた「シャベレラジオ」などのホームページ(http://shabelle.net/)を見ると、2人が自爆テロを敢行しようとし、目標には届かなかったものの、4人が死亡したとのことです。
このレストランは、ディアスポラが集うところとして知られています。同じ経営者で、同名のレストランが別の場所にあり、過去にも自爆テロに襲われたことがあります。両方で食べたりお茶を飲んだりしたので、嫌な感じがします。
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ウィキペディアより
ディアスポラ(διασπορά、英:Diaspora, diaspora、ヘブライ語: גלות)とは、(植物の種などの)「撒き散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来する言葉で、元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ、またはそのように離散すること自体を指す。難民とディアスポラの違いは、前者が元の居住地に帰還する可能性を含んでいるのに対し、後者は離散先での永住と定着を示唆している点にある。歴史的な由来から、英単語としては、民族等を指定せず大文字から単に Diaspora と書く場合は特にイスラエル・パレスチナの外で離散して暮らすユダヤ人集団のことを指し、小文字から diaspora と書く場合は他の国民や民族を含めた一般の離散定住集団を意味する[1]。
よく知られる例ではギリシャ人、フェニキア人、アルメニア人、華人などの本国外に居住する該当集団をディアスポラと呼ぶことがある。また、近代奴隷制によって新大陸に連れてこられたアフリカ人の子孫に用いられることもある。最近では、混乱によって国外に亡命したツチ族ルワンダ人や、ソマリアを逃れたソマリ人集団などについても用いられることがある。
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ソマリア
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朝日新聞に載っていた写真です。
ソマリアの料理です。
ヤギと思われる肉と野菜を煮て、少しカレーの味がついていた、そうです。
なんという料理ですか?
知っている方いらしたら教えてください。
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