こんにちは、はずれ狼シラケンです。
魚力でハズレを引かされ、イライラしていたのかもしれません。
温厚な僕がその程度で心を動かすことはないのですが。
こういう魂が荒ぶっているこの契機に、精神を高揚させ昇華させようと、
普段入りずらい店に行くことにしました。
少しは景気のいいレビューも書いてみたいので。
ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ
とても一回で名前を覚えることができそうにありません。
なんとかテオブロマは覚えられそうです。
景気のいい話をするために、メニューは決まってます。
ケーキセット。飲み物プラス470円で好きなケーキが選べるという景気のいい話です。
ほとんどのケーキが500円代のなか、700円代の内子の栗のモンブランがありました。
「これも470円でいいの?」
「これは630円になります。当店のおすすめでございます。」
「そうでござるか。拙者、それを所望する。そちは・・・」
と言いたかったが言葉を呑み、「それください」とお願いした。
しばらくして、ブレンドコーヒーとケーキが無事届いた。
レシートをテーブルまでもってきた女の子の手が震えていた。
奮えた手でそっとレシートを筒に差し込もうとしたが、震えた手でうまくいかず筒を倒してしまった。
「すいません。すいません。」と恐縮していた。
初々しいなぁと思って胸元を見ると「研修生」と名札があった。
慣れない場所にいたため僕が緊張していて、緊張が伝染してしまったのかもしれない。
心がつながったのかも。
ケーキのように甘い妄想をほんのひと時していた。
内子のモンブランは、この4日間食べた栗のなかで一番美味しかった。
いや、たぶん今までの中で一番美味しかったと思う。
ほんのり甘い栗。すごく甘いチョコレート。
ほんのり甘いスポンジ。すごく甘い砂糖菓子部分。
苦いコーヒーとおいしい水。
外のみずみずしい雨が心を潤すように、
テオブロマの素敵な空間が身も心もしっとりとしてくれました。
HPを読むとこんなことが書いてありました。
テオブロマとはカカオの木の学名です。この言葉のギリシャ語における本来の意味は「神様の食べもの」となります。ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマはチョコレートの専門店として1999年にオープンしチョコレートのミュージーアムと呼ばれるのにふさわしい店を目指し、最高のチョコレートを生み出す努力を重ねています。テオブロマではチョコレート以外にも季節のフルーツを使ったケーキ、吟味した素材より創られる焼き菓子などを取りそろえ皆様のお越しをお待ちいたしております。
どうりでショーケースの後ろの壁に神様のお面がたくさんあったわけだ。
テーブルの上にあった砂糖入れはテオブロマ。
ミュゼ(博物館)としての店舗。
見事に店の精神が形になって表れていました。
ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ 本店 (カフェ / 代々木公園駅、代々木八幡駅、原宿駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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