http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid146.html
イタリア文化会館で無料の講演会
講演会「書くこと、生きること」
ダーチャ・マライーニ(作家)
ダー チャ・マライーニは、世界的に著名なイタリアの作家です。その名はとりわけ小説家として知られていますが、エッセイスト、詩人、劇作家、映画の脚本家とし ても、数多くの作品を世に送り出しています。多くの人との出会い、旅、さまざまな経験に満ちたこれまでの人生において、いつもその中心にあったのは書くこ とでした。マライーニのなかでは、書くことと生きることの間に境界線はないのです。
本 講演では、両親とともに来日し、戦中戦後の困難な時期を過ごした幼少時代や、作家としてのデビュー、フェミニズムについて、映画監督のパゾリーニやマル コ・フェッレーリ、マルガレーテ・フォン・トロッタとの仕事、そしてアッシジのキアラを取り上げた最新作などについて語ります。 (日伊逐次通訳付)
【プロフィール】
ダーチャ・マライーニ Dacia Maraini
フィエーゾレ生まれ。人類学者の父フォスコ・マライーニと家族とともに、1939年から1946年まで日本で過ごす。1962年出版の小説『バカンス』(La vacanza)が成功を収めた後、小説家、詩人、劇作家として次々と作品を発表。1999年には、Buioでストレーガ賞を受賞。日本語訳された作品には、『別れてきた恋人への手紙』(Lettere a Marina)、『帰郷シチーリアへ』(Bagheria)、『声』(Voci)、『思い出はそれだけで愛おしい』(Dolce per sé)など。
お申し込み:件名を「5月23日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29) E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it http://www.iictokyo.esteri.it
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダーチャ・マライーニ
ダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini, 1936年11月13日 - )は、イタリアの小説家・劇作家・詩人。主にフェミニズムや反ファシズムに焦点をあてた作品で知られる。父はフォスコ・マライーニ。
日本語訳された作品
- 不安の季節(1970年、青木日出夫 訳、角川書店)
- バカンス(1971年、大久保昭男 訳、角川書店)
- メアリー・ステュアート(1990年、望月紀子 訳、劇書房)
- シチーリアの雅歌(1993年、望月紀子 訳、晶文社)
- 帰郷シチーリアへ(1995年、望月紀子 訳、晶文社)
- 声(1996年、大久保昭男 訳、中央公論社)
- イゾリーナ〜切り刻まれた少女〜(1997年、望月紀子 訳、晶文社)
- 別れてきた恋人への手紙(1998年、望月紀子 訳、晶文社)
- おなかの中の密航者(1999年、草皆伸子 訳、立風書房)
- 思い出はそれだけで愛おしい(2001年、中山悦子 訳、中央公論新社)
amazon
リンクに表示されるテキスト
50歳の女性が6歳の少女に書き送る16通の手紙。失った恋の濃密な記憶を、ひそやかな哀惜と、音楽にまつわる美しいエピソードを通して綴る半自伝的小説。
どんな音楽といっしょに思い出を語るのだろう。しかも6歳の少女に。
小平図書館で予約完了 5/15
思い出はそれだけで愛おしい
50歳の女性が6歳の少女に書き送る16通の手紙。失った恋の濃密な記憶を、ひそやかな哀惜と、音楽にまつわる美しいエピソードを通して綴る半自伝的小説。
どんな音楽といっしょに思い出を語るのだろう。しかも6歳の少女に。
小平図書館で予約完了 5/15
0 件のコメント:
コメントを投稿